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2019年9月12日
どちらに転んでも株式市場は下落する
◎日経平均(19日大引):21,466.99(+420.75、+2.00%)
◎NYダウ(19日終値):27,154.20(▲68.77、▲0.25%)
先週の株式市場
鈴木一之です。週明けはかなりの波乱相場が予想されます。
8月14日(水、現地)にNYダウが▲800ドルの今年最大の下げを記録しました。先週の金曜日(8月23日)は▲624ドルで今年3番目の下げ幅です。
今週のどこかでこの下げ幅を上回る下落が起こるのでしょう。下落相場が世界中で続いています。
世界経済を持ちこたえさせる方策として、わずかな期待が寄せられていたのが、先週のジャクソンホールでの金融フォーラムにおいて、パウエル議長がどこまで先行きの金融緩和、利下げ継続に踏み込むスタンスを表明するかという点でした。世界中がその一点に期待を寄せて注視していました。
「市場にやさしいFRB」という評価は、中央銀行としてはあまり好ましいものではありません。金融界というものは強欲な人々の集まりなので、あくまで監視者としては毅然とした態度をとっていてもらいたいものです。
(後略)