株式アナリストの鈴木一之です。2022年6月の「HOTな銘柄、COOLな銘柄」をお届けします。

全体相場の振り返り
6月相場は世界的に軟調な動きが一段と強まりました。
6月半ばのFOMCにおいて、FRBは今年3度目の利上げを実施し、そこからインフレの抑制か、景気の失速かという二者択一で世界中が右往左往しています。

米国ではNYダウ工業株が6月の月間騰落率が▲6.71%という記録的な下落となりました。
テクノロジー株で構成されるNASDAQは▲8.40%とさらに一段と下げ幅が拡大するという厳しい展開となりました。

東京市場の月間パフォーマンスも一向にさえず、日経平均は5月末の27,279円から6月末の26,393円まで、1か月で▲3.25%もの反落を余儀なくされました。