賃上げの影響からか、個人消費は非常に堅調
今回は消費セクターに関連する話題です。

現在の日本経済においては個人消費が非常に堅調です。8月中旬に発表された4-6月GDPの第1次速報値は、前期比+0.8%、年率換算で+3.1%の高い伸びとなりました。

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項目ごとに見ると、経済の伸びを牽引しているのは個人消費で、前期比+1.0%と5四半期ぶりのプラスを記録しました。GDPへの寄与度では0.6ポイントにもなります。

日本でも物価の上昇が著しく各家庭では生活防衛に走り、無駄な出費は控えられているとされています。しかも8月は記録的な猛暑に襲われ、大雨や台風の被害も全国各地で相次ぎました。各家庭の消費は下降線をたどっても不思議ではないところです。